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どべし! どべそ! どべらって!

深夜のゴーストタウン、
江間と鈍器とゴースト。

(アンオフィ発言ご注意)
(ないかもしれないけどあるかもしれないッ!)




「―――最初は、おなかにずどん」

「そうしたら丸くなるから、」



「―――そしたら、頭にずどん」




銃は嫌いだ。簡単に人が死にすぎる。
斬るのも刺すのも好きではない。
肉を切り裂くあの感覚、
骨で刃が止まった時の鈍い手ごたえ、
生の肌に刃物が刺さっていくなんともいえない感触、
思い出すだけで怖気が走る。

けれど殺される側にしてみたら、死にやすい武器のほうが有難かろう。
銃で一発か、たわしでぐっちょぐっちょ死ぬまで殴りつけられるか、
そんな選択を迫られたらオレだって迷わない。
とりあえずたわしじゃないほうを選ぶ。
無駄に苦しそうな上、葬式で微妙に笑われそうな死因は出来るならお断りしたい。

ちっこいオレが引き金を引き続けたのは、
上記の意見を反転したからだ。
つまり『どうせ殺すのなら、せめて楽に死なせてやりたい』、
馬鹿馬鹿しいにも程がある加害者の傲慢。

あるいは単純な二元論。
昔は今みたいな力もなかった、
自分で何か選べる頭も、鎚を振り回せる手足も、頑丈な体も。
余裕がなかったのだ、だから敵か味方かしかなかった。
オレは引き金を引き続ける。
人殺しの右手、引き金を引いた人差し指。
そうしてオレは手のひらを失った。

だから能力者として覚醒して敵が心持たざる者へと代わった際、
オレは嬉々として得物を鈍器へ転換する。
人ならざる者、生き物にとって害をもたらす存在、
敵が『絶対悪』であることの、何と言う楽さ!

素晴らしきかな己が天命、
信じてないけどかみさまありがとう。

例え一生休むことなく戦い続けろと言われても、
オレは嬉々として頷き、
倦むことすらなく鉄槌を振るうだろう。
この体が動かなくなるそのときまで、
全て叩き潰し、一切合財を無に返す。



「―――だからオレは鈍器が好きなの――さァ!!」



遠心力を最大限に生かした重量武器の打撃が、ゾンビの腰骨を砕いた。ゾンビだろうがなんだろうが、身体の構造上、腰を砕けば立ち上がれない。立てなくなるソレの頭に、江間はさらに鉄槌を振り下ろして叩き潰した。
飛び散る脳漿―――あるいは脳漿だったもの―――を、わざわざ浴びる趣味はない。
器用に避けて、消え失せた気配に息をついた。

草木も眠る丑三つ時、アザレア国際センター。

体にまとわりつくすえた空気に肺が腐りそうだ。
仲間と来る時は気にもならないそれが、今は気になって仕方がない。
指先で撫でるハンマーの柄は、酷使しすぎでいい加減ガタがきている。
(―――そろそろ強化も考えねェと)
愛用の武器を肩に乗せて、江間は建物の奥へと体を滑らせる。

ごついミリタリーブーツの下で、瓦礫がごりりと音を立てた。
ゴーストと遊びに来ているのだ、足音を隠すつもりは端からない。
朽ちた自動販売機の列を通り過ぎ、B棟一階の小部屋を一直線に目指す。
ぽかりと虚ろに口を開けている穴から無造作に飛び降りて、
着地した体勢で動きを止めた。


(――――――ン、)


嗅ぎなれた死の臭い。
一人なので、明かりは持ってきていない。
目よりも先に、鼻が嗅ぎ取って薄く笑う。
視線をやったその先で、闇が凝って輪郭をとり、ゴーストの形へと成り果てた。
何かを求めるように両手を前に差し出す動く死体、
かいなに雷を纏わせた、虚ろな目をした少女。
―――ここではオレが侵入者。
「おかしいねェ」
江間は哂う。
幾度滅ぼそうと、彼らは幾度も死に返る。
「悲しいねェ」
笑おうとして哂おうとして、顔の表情に力が入らないことに気づいて内心で舌を打つ。
変な時間に目が覚めたからといって、一人で来るんじゃなかった。
自覚できるぐらいに落ちてきている。
今まで幾ら潜っても平気だったのは、ひとえに陽気な同行者たちの力だったらしい。
(あーーー、ヤダヤダ)
上下動の激しいテンションを、コントロールする術を江間はまだ持たない。
「落ちてきた」と気づいたら、大人しく引きこもるしか術はない。
鎌倉に来て手に入れた居心地のいい場所、優しい先輩、気のいいクラスメイト、愛すべき後輩。
あの人たちの前で、何に大しても一切反応出来なくなるろくでもない状態になるのは避けたい。


しゅう。


強くなった死臭で、物思いは途切れた。
ドレスをまとったゾンビの唇から、いかにも毒気のありそうな音が漏れ出した。
ゴーストたちはいよいよ包囲を狭め、死臭はますます強い。
江間は小さく鼻を鳴らすと、音を立てて鈍器の柄を握り直した。

早く帰ろう。
そしてまた、皆を誘って来よう。

石の地面を踏みしめて腰を落とし、銃弾の詰まったハンマーを振りかざす。
爆音と共に降り注いだのは、終わりの始まりを告げる銃弾の雨。


















………







…………長ッ、









いや、ね?


BCではしゃいじゃったせいか、昨日は夜10時にはおねむで
起きたら3時
でさァ!
カフェにも顔出しそびれたし、
仲間たたき起こすわけにもいかねェしで、
一人でGT潜ってみたんだけど寂しくってさ!

やー、一人で行くにはもうちょっとオレが強くないと駄目だね! 精神的に!
また皆誘ってもぐろー…
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